PDRNの“確かな情報”が、ここに。エビデンスにもとづくPDRNの正しい理解を、医療従事者とともに広げていきます。
PDRN(Polydeoxyribonucleotide/ポリデオキシリボヌクレオチド)は、
サケなどの生殖細胞由来のDNAを断片化し、高度に精製した生体由来成分です。
低分子のDNA断片の混合物であり、体内に本来存在する核酸を構成要素とすることから、生体になじみやすい素材として研究が進められています。組織修復・抗炎症・血管新生への関与などが国内外の研究で報告され、審美領域・皮膚科・歯科・整形外科の各分野で関心を集めています。
細胞のDNA合成を支える材料(ヌクレオチド)の供給を通じ、損傷した組織の修復プロセスに関与すると報告されています。
真皮の線維芽細胞への作用が研究で報告されており、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸など、組織の土台となる成分の産生との関連が検討されています。
炎症性サイトカインの調整への関与が示唆されており、過剰な炎症反応の軽減との関連が研究されています。
アデノシンA2A受容体を介した作用が報告され、微小循環の改善や血管新生への関与が検討されています。組織への酸素・栄養供給を支える環境との関連が考えられています。
私はこれまで、生体肝移植をはじめとする移植医療・再生医療の現場に長く携わり、
「失われた機能をいかに回復させるか」という課題に向き合ってまいりました。近年、
PDRNをはじめとする組織再生のアプローチは、再生医療の新たな可能性として急速に
注目を集めています。
一方で、その適応や使用方法に関する情報は十分に整理されているとは言えません。
当協会は、科学的根拠に立脚した正確な知識の共有と治療の標準化を通じて、患者さん
に安全で質の高い医療をお届けすることを使命とし、医療従事者の皆さまとともに、
この分野の健全な発展に尽力してまいります。
専門領域 臓器移植・肝移植・移植免疫・小児外科
主な受賞 上原賞(2000)、武田医学賞(2001)、慶応医学賞・日本医師会医学賞(2002) ほか
PDRN治療の普及と安全性の向上を目的に、一定の基準を満たした医師および医療機関を
「認定医」「認定施設」として認定しています。